大源太山

2004.6.13 山の会の人たちと上越のマッターホルンと言われる大源太山(1598m)に登った。

7時45分

予報では曇りのち晴れとなっていたが、重く垂れ込めた雲は一向に明るさを増さず気分も少し落ち込んでしまう。
5時現地集合出発、途中渋川で待っていた人たち3人と合流する。湯沢で関越道を降り、トイレ休憩の後大源太登山口に着くともう先客の車が何台も停まっていた。ここで身支度を整え、いつものようにストレッチをして歩き出す。
8時6分

はじめは林の中を少し歩き谷川沿いの道になる。先頭を歩いていた人が、朽ちた木に生えているきのこを見つけた。ヒラタケと言い、食べられるキノコだと言うが。
8時30分

最初の難所、大源太川を渡る。水量もあり大きな石を伝いながらおっかなびっくり。
私はバランスを崩さないように男の人にザックを持ってもらって渡った。
10時15分

途中から少し雨が落ちてきて雨具を着るが、しばらくして雨が止み、雲の切れ間、下のほうに湯沢の町が見えた。急な登りが続き、登山道脇に次々花を見つけるが、写真を撮ることが出来なかったのが残念。下のほうはもう咲き終わっていたが、登るにつれイワカガミの花ものこっており、中には白い花も混じっていた。シラタマノキ、シオデ、ヨツバシオガマ、タテヤマリンドウ、ウツギ、ギンリョウソウなど見られた。
特に美しかったのはウラジロヨウラク(ツツジ)で、濃い紫がかったピンクに白を掛けたような花色が素敵だった。
11時40分

頂上に着いてお弁当を食べる。雨は止んだがガスは晴れず、遠くの山は見えない。
頂上からナナツゴヤ方面を見るが先のほうは相変わらずガスがかかり見えない。


頂上の脇に紅サラサドウダンが咲いていた。この日写せた唯一の花。こんな可憐な姿に出会えてうれしかった。
12時45分

少し下ったところで雨具を脱ぐために止まって貰った。雲が少し切れてきて、山並が見えるようになる。

雪が少し残っているのが見えた。晴れていれば、あの山の向こうに谷川岳が見えるのだと言う
15時35分

駐車場まで降りてきたときにはすっかり空も晴れて。三角にとがっているという大源太の姿はとうとう見えずに終わってしまった。湯沢で温泉に浸かり山の疲れを癒して、家に帰りついたのは7時半過ぎだった。