茅葺の小さな湯野上温泉駅で降り、今日の宿である民宿へ行く道を聞いたら、地図を渡された。
駅から歩いて15分くらいとのことだったので、ぶらぶら地図を頼りに歩いて見た。
国道から少し細い道に入って小学校のところを通ったら、今日が入学式だったらしい。校庭の外の小さな崖にアヅマイチゲの白い花を見つけた。
予約しておいた宿は民宿。宿泊客は私たちだけらしい。ひっそりした部屋へ通され、ちょっとわびしい気持ちになってしまったが。
冬季はお客が少ないため、露天風呂は男湯だけを使うと言うので、二人で行ってみた。小さな宿などなのにこの露天風呂のなんとすばらしいこと!
なみなみとはられたお湯は透き通って本当に気持ちよい。上には大きな木が枝を広げ、風呂の脇に作られた築山にはもう可憐な石楠花も咲いていて素敵だった。
食事もみんな手作りらしく、素朴なものだった。焼きたての川魚もやわらかくて美味しかったし、何よりご飯が美味しく、この宿を選んでよかったと思った。
内湯もお湯が本当に豊富で気持ち良く、一泊だったのになんと4回も入ってしまった。



 ヤマエンゴサク

朝、宿の近くを散策してみた。阿賀川沿いに細長く温泉の民宿が広がっているので、河原までは、どの宿からも比較的簡単に行ける。
外に出てみたら、霜が降りていた。河原に下りてゆく崖沿いの所にこの花を見つけた。青い花がすばらしい。
なんとなく、ヤマエンゴサクと言う名前が浮かんできた。
家に帰って調べてみたら、やっぱりそうだった。
はじめてみる花だったが、何処かのHPで見ていたのが、頭に残っていたのだと思う。


アズマイチゲ

これは駅まで歩いていたときに民家の裏庭に咲いているのを見かけた。
白い花があちこちにいっぱい咲いていたので、庭に入らせてもらって写した。
前日、小学校の校庭の脇にあったのは夕方だったのでしぼんでいたが、開くとこんなに可憐な感じになる。


河原に温泉が!

川に下りていったら、勢いよく流れていて岩の間に水が砕けて、いい景観だった。
ふと目をやると、河原に少し穴が掘ってあって湯気が上がっている。
(右下のほう)
手を入れてみたら、なんと温泉が湧き出ている!

9時45分の電車でまた会津若松に戻った。